• アブギグ・オベリスク(ベギグ・オベリスク、ファイユム・オベリスクとも呼ばれる)は、世界中に現存するオベリスクの中で最も古いオベリスクです。オベリスクは古代エジプトの太陽のシンボルであり、神殿の重要な宗教的特徴でした。高さ20.7mのオベリスクは、センウセレト1世(中王国時代、第12王朝、在位紀元前20世紀)によって建てられました。この場所には4000年近く前から存在していましたが、地下水位の上昇により台座やオベリスクの底が水に浸かってしまったため、1970年代にドイツのクルップ社によってオベリスクの嵩上げ工事が行われました。
• このオベリスクの碑文に関しては、それらはすべての側面で同じです。ラビブ・ハバチは著書『エジプトのオベリスク』(1984年)でそう述べている。ホルスの名前、戴冠式の名前、センウセレト1世の出生名が刻まれています。このオベリスクの書き方は、後のオベリスクの基準になると思います。オベリスクの碑文が4000年近くも美しく残っているのは驚きです。ヒエログリフの書体がすっきりとしていて美しいのがとても印象的でした。また、4000年も崩れずにここに立っているのも驚きです。

素材とお手入れ:

重さ： 0.165

寸法: 4 x 4 x 17 cm